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LEDチャンネル文字看板

チャンネル文字の素材の違い解説!アクリルからステンレス(SUS)など金属まで

チャンネル文字の素材の違い解説!アクリルからステンレス(SUS)など金属まで

このページではチャンネル文字看板(箱文字)に使われる素材についてご説明します。

チャンネル文字に使われる素材は【金属】と【合成樹脂(プラスチック)】の2種類に大別することができます。

一般的に使用される『アクリル』は【合成樹脂】の仲間です。

その点も含め、それぞれ詳しくご説明します。

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チャンネル文字に使われる【金属】素材

チャンネル文字に使われる金属 ステンレス 亜鉛メッキ鋼板 銅 真鍮
金属素材
  1. ステンレス(SUS)
  2. 亜鉛
  3. 真鍮

チャンネル文字に使われる金属素材は、錆びにくいステンレス(SUS)が一般的です。

金属① ステンレス(SUS)

ステンレス(SUS)製のチャンネル文字(箱文字)

チャンネル文字看板(箱文字)に使われる金属素材は、主にステンレス(SUS)です。

弊社のチャンネル文字看板(箱文字)の金属面もステンレス(SUS)を使っています。

ステンレス(SUS)は、一定量以上のクロムを含む鉄のことです。ステンレス(SUS)は錆びにくい金属であるため、チャンネル文字看板(箱文字)の素材として一般的に使われています。

発光するLEDチャンネル文字看板(箱文字)の場合、金属面は光を通さないため、ステンレス(SUS)は非発光面の素材として使われます。

なお、ステンレスは、日本工業規格(JIS)で定められた規格で「SUS」と書かれることもあります。正しくは「エス・ユー・エス」と読みますが、通称「サス」と読みます。

ステンレス(SUS)は屋内・屋外どちらでも使えますが、金属の中でも耐久性が高いため、屋外看板に向いている素材といわれます。

金属② 亜鉛

溶融亜鉛めっき鋼板(SGCC)

チャンネル文字看板(箱文字)の素材の亜鉛といえば、一般的に「亜鉛メッキ鋼板」のことを言います。

亜鉛メッキ鋼板とは、鋼板に亜鉛メッキ加工を施した金属素材のことで、錆びにくいのが特徴です。

ステンレス(SUS)と比べると、ステンレス(SUS)のほうが錆びにくくて耐久性に優れており、亜鉛メッキ鋼板のほうが安価です。

屋内・屋外どちらでも使えますが、ステンレス(SUS)と比べると耐久性で劣り、しかし安価なので、屋内看板に向いている素材といわれます。

ボンデ鋼板

ボンデ鋼板(電気亜鉛メッキ鋼板)

ボンデ鋼板とは、亜鉛メッキ鋼板の一種です。

正しくは、新日本製鉄の電気亜鉛メッキ鋼板の商品名ですが、現在は電気亜鉛メッキ鋼板の通称として使われています。

亜鉛メッキ鋼板には、メッキ加工の手法によって「電気亜鉛メッキ鋼板」と「溶融亜鉛メッキ鋼板」の2種類に分類されます。

電気亜鉛メッキ鋼板と溶融亜鉛めっき鋼板の違い比較

「電気亜鉛メッキ鋼板(SECC)」は、鋼板を亜鉛メッキ液につけて、電気を流すことで分解してメッキ加工をおこなった金属です。

溶融亜鉛メッキ鋼板と比べると耐候性は劣りますが、厚みは均一で薄いのが特徴です。

「溶融亜鉛メッキ鋼板」は、加熱して溶かした亜鉛に鋼板をつけてメッキ加工をおこなった金属です。

膜厚が厚く丈夫ですが、薄い鋼板は変形しやすく、熱に弱いです。

金属③ 銅

銅板

ステンレス(SUS)と比べると、ステンレス(SUS)のほうが錆びにくくて耐久性に優れており、銅のほうが安価で加工しやすい金属素材です。

金属④ 真鍮

真鍮の板

真鍮は、銅と亜鉛の合金です。亜鉛が20%以上含まれている銅のことを真鍮と呼びます。身近なものですと、5円玉硬貨が真鍮です。

なお、一般的な真鍮の亜鉛の含有率は35%です。

ステンレス(SUS)と比べると、ステンレス(SUS)のほうが錆びにくくて耐久性に優れています。ただ、真鍮は銅よりもさらに安価で、銅よりも硬いのが特徴の金属素材です。

チャンネル文字に使われる【合成樹脂】素材

チャンネル文字に使われる合成樹脂(プラスチック)はアクリル、ポリカーボネート、ABS樹脂
合成樹脂素材
  1. アクリル
  2. ポリカーボネート
  3. ABS樹脂

チャンネル文字に使われる合成樹脂(プラスチック)はアクリルが一般的です。

アクリルは安価で傷つきにくく、コストパフォーマンスに優れています。

樹脂の分類

樹脂の分類表 アクリルやポリカーボネートはプラスチックの一種

ご覧の通り、アクリルはプラスチックの一種です。

合成樹脂① アクリル

アクリル

アクリル樹脂は光を通し、光を拡散させることができるため、発光するLEDチャンネル文字看板(箱文字)の発光面の素材として使われます。

弊社のチャンネル文字看板(箱文字)の発光面も、アクリル樹脂が素材です。

また、アクリル樹脂には色を付けられるため、透過した光に色を付けることができます。

アクリルはプラスチックの一種なので、熱に弱いです。とはいえ、アクリルが軟化変形し始めるのは80~100℃なので、看板として使っていて軟化変形することはほとんどありません。

また、アクリルは一般的な樹脂の中では耐候性が高く、看板に向いている素材だといえます。

合成樹脂② ポリカーボネート

ポリカーボネート

ポリカーボネートもアクリル樹脂と同じくプラスチックの一種です。

アクリル樹脂と同じく光を通すため、チャンネル文字の発光面に使われることがある素材です。

アクリルと比較すると下記の違いがあります。

アクリルとポリカーボネートの性能比較表

アクリル樹脂とポリカーボネート、総合的にどちらのほうが優れている、というものではなく、用途によって適したほうを選ぶのが一般的です。

前述の通り、チャンネル文字の発光面にはアクリル樹脂が使われることが多いですね。

なお、ポリカーボネートは、波板状のものが車庫の屋根などによく使われます。見たことがある方も多いのではないでしょうか。

合成樹脂③ ABS樹脂

ABS樹脂のブロック

サイズにもよりますが、両面テープで取り付けられるほど軽く、塗装次第で金属のような見た目にすることができる素材です。

ただし、アクリル樹脂と比べて耐候性は高くなく、直射日光に長時間当たると劣化します。そのため、屋内看板に向いている素材だといえます。

弊社のチャンネル文字はステンレス(SUS)&アクリル

【例】正面発光タイプの仕様図

弊社のチャンネル文字看板(箱文字)の素材は、非発光面には金属のステンレス(SUS)、発光面にはアクリル樹脂を使用しています。

耐久性の高いステンレス(SUS)と、安価で傷が付きにくいアクリル樹脂の組み合わせはコストパフォーマンスに優れ、チャンネル文字看板(箱文字)素材の定番の組み合わせのひとつです。

なお、ステンレス(SUS)製の非発光面も、アクリル樹脂の発光面もお好きな色を選ぶことができます。

お値段については、無料でお見積りしておりますので、お気軽にお問合せください。

下記の記事も参考にしてください。

関連記事LEDチャンネル文字の価格の目安

まとめ

チャンネル文字に使われる主な素材は【金属】と【合成樹脂(プラスチック)】です。

使われる【金属】はステンレス(SUS)が一般的で、亜鉛メッキ鋼板や銅、真鍮なども使われます。

使われる【合成樹脂(プラスチック)】はアクリルが一般的で、ポリカーボネートやABS樹脂なども使われます。

弊社のチャンネル文字は、非発光面はステンレス(SUS)、発光面はアクリルの、定番の組み合わせを使用しています。

チャンネル文字の製作については下記の記事にまとめています。参考にしてください。

関連記事チャンネル文字看板(箱文字)の製作費/納期について

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